ナツのハチ
2008/07/19(Sat)
夏になると、 書店の店頭は文庫のフェアで埋め尽くされます。  新潮、角川、集英。  各社、 販促グッズにも工夫をこらして、 ここぞとばかり、です。  書店としても、 追加注文の入りにくい、 そして、何よりキックバックの大きい、これら版元との大切なおつきあい。 売上の昨年対比を落さないためにも、 もはや やらないことは ほとんど不可能なのです。


新潮、角川の読者プレゼントはありがたいことに、 お客様がご自分で応募するしくみ。  でも、 集英社だけは店頭プレゼント。  めんどっちーなあ、 と思っていたのですが、 専業主婦で、 密林書店を利用されることも多い知人の  「このキャンペーンは密林では適用されないので、 書店で買おう、という気持ちになります」 との一言で 目が覚めました。  自分の立場でばかり物事を考えては駄目、ということですね。


さて、 その集英社のプレゼントですが、 ハチのストラップです。  全部で8種類あり、 店頭で選んでいただくのですが、 中身は見えないようになっています。  目録や店頭ポスターなどに写真が載っているの、 「これが欲しい!」 と思うこともあるでしょう。  当たるまで買う! という殊勝な方もいらっしゃるのでしょうか?



ワケあって、 ちょっとズルしてみたので、 選び方がわかりました。  極北ブログで読んでいる方もいないでしょうから、 書いちゃいます。


簡単なの。
おみくじみたいに、 大吉とか末吉とか書いてあるところに 5行くらいのご託宣が書いてあります。   その文章がヒント。  中に入っているハチのデザインに適合したことが書いてあるのです。  混んだレジだと、 そんなにいくつもいくつも較べたりできないでしょうが、 もし、 どうしても! という方で、 心臓の強さと神経の太さに自信があるようなら、 じっくり文章を読んでみてください。




ところで。




いつから書店の中に椅子を置くようになったんでしょうねえ。  始めたのはジュンクさんあたりだったと思うのですが。


すげえ迷惑。


ビル側とか、うちの会社の上のほうの人たちは、 それがサービスだと思っているらしいですけど。  


見ていると、 ほとんど毎日来ては、 何時間も座って、 本や雑誌を読んでいったり、 膝に本を開いたまま、 寝ていたりする、 ある意味常連のじーさん、ばーさんがいます。  


今日も。   いつものばーさんが、私に時間を聞くのでやっと帰るのか、と思ったら、 結局それから30分以上もいた。  週刊誌2冊、 居眠りしながらも読み終えたらしく、 レジの反対方向へ歩いて行ったから、 間違いなく買わずに帰ったでしょう。  別のじーさんは、 本を肘でぐっと押し開いたまま寝ていたので、 こりゃ堪らん、と  「開きグセが付くので、 御用がお済なら棚に戻していいですか?」 と私としてはやんわりと言ったら、  「寝てなんかいない。  失礼なヤツだ」  とぬかして それから、やっぱり30分位は居座っていた。


経験から言わせてもらうと、  店内の椅子に長居する人は、 買いません。  はっきり言って、 それはお年寄りです。  居場所のないお年寄りにとって、 もしかしたら居心地のいいヒマつぶしのスペースかもしれないし、 いてもらって一向構わない。  寝ててもいいよ。   でも、でも。 


買う気が全くないのなら、 商品に触るな!!!!!!!!!!!


私らだって、 少しでもきれいな状態の本を お客様にお売りしたいんだって、 わかって欲しい。  


でもね。  言えないんですよ、 絶対。  だって、 彼らもまた、 お客様、なんです。  とほほ。 


この記事のURL | 日々雑記 | ▲ top
| メイン |